Home > 元厚生次官連続殺傷事案について

元厚生次官連続殺傷事案について

 さいたまと中野で、相次いで元厚生次官とその家族が殺傷される事件が発生致しました。亡くなられた方々のご冥福と負傷された方の一日も早いご回復をお祈り申し上げます。
 また暴力による自らの意思の強要は、民主主義社会に対する挑戦であり、断固粉砕しなければならない問題です。
 今回の事件、報道ではテロとされております。確かに麻生総理の「100年に一度の暴風」の発言のとおり、金融危機に端を発した景気の低迷は、正に昭和初期を連想させ、当時も民族主義者によるテロも続発しました。日頃テロ対策を含めた港区における安全安心まちづくりを訴えている立場として、本件に関する意見を書き記したいと思います。

 マスコミの報道を見ていると、今回の事件の背景として、①年金問題などに対する義憤、②犯人もしくはその関係者が年金をめぐり不当な扱いを受けたこと、この二つに集約している印象です。しかし私は現時点において、そのいずれも違うのではないかと考えます。
 この事件のポイントは、(1)犯人が被害者の住所を正確に知り得たこと、(2)家族を殺害もしくは殺害しようとしたこと、です。
 (1)については、いかなる動機があれ、一般人が厚生労働省の元幹部の住所を知る術は限られていることです。(2)については、当事者以外の家族、しかも女性に手を掛ける行為は、日本の民族派の美学に叶っていません。
 私の個人的見解では、犯人はそれぞれの被害者から案外近いところにいる人間ではないのか。それも被害者の居場所や家族構成が分かり得る特別な立場の人間ではないかと思います。
 現在、第三の犯行の恐れ在りとして、現役及び元の厚生幹部に対する警戒警備が強化されておりますが、この特別な人間関係を洗い出し、マルタイ(警護対象)のカテゴリー分けを行う必要があると考えます。


Home > 元厚生次官連続殺傷事案について

フォト
このサイトを検索
アーカイブ
フィード

このページの先頭へ戻る