八丈島視察の二日目は、地元産業、特に名産品の製造現場を視察しました。
八丈島が誇る名産品といえば、くさやと焼酎です。
まず、長田商店を訪問し、くさやの製造過程についてお話をうかがいました。くさやには、青むろあじと飛魚があります。出来上がったくさやを試食させて頂きました(写真)。 私自身は、どちらかというと、飛魚の方がおいしく感じました。
同社の資料によると、くさやの起源は、江戸時代、塩は貴重品であったため干物を作る際に同じ塩水を繰り返し使用していました。そのうちに魚体の成分が蓄積し、更に微生物が作用し塩水が発酵することにより、独特の風味と臭いを持つ『くさや液』ができたと言われています。また一説には、流人の保存食であったとも考えられています。
次に訪れたのが八丈興発株式会社です。麦焼酎「情け嶋」や芋焼酎「八丈ごろし」を製造・販売しています(右写真)。
同社の資料によると、1853年、ペリー米提督来航の年、鹿児島は阿久根の商人、丹宗庄右ェ門(たんそう しょうえもん)が琉球との密貿易(抜け舟)の罪によって八丈島に流罪となりました。当時、八丈島では雑穀を使ったドブロクを飲んでいましたが、庄右ェ門はさつま芋を見て、九州ではこのさつまいもで酒を造っていると言って、実家から蒸留器を取寄せ島民に焼酎造りを教えたのが八丈島での焼酎造りの始まりとのことです。
<関連URL>
くさや屋ドットコム(八丈島のくさや屋さん 長田商店) http://homepage2.nifty.com/kusaya/
八丈興発株式会社
http://www.hachijo-oni.co.jp/
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